サブクエストに登場する高レベルのボスに関してまとめた。知りたい情報のみをピンポイントに閲覧できるよう、クエストの概要以外は折りたたんで収納している。ボスの弱点や使用スキル・行動パターン等の情報はある種のネタバレであり、試行錯誤しながら攻略する楽しみを損なう可能性が高いのでご注意いただきたい。
ネタバレは見たくないけどどうにも詰まってしまったという人には、まずはページ下方の項目「ボス攻略において気をつけるべき基本事項」を見てほしい。ボス戦一般に有効と思われる事柄を抽出したものなので当然のことをさもありがた気に書いている部分もあるが、たいていはこの基本を押さえてさえいればなんとかなるはず。
ボス個別データ集
クエストNo.127 『七大悪魔【強欲】』 |
ランク:C |
Lv.135 |
報酬:九死に一生 |
強欲の腐卵 Lv.110 無 HP7777
強欲の腐卵王 Lv.110 無 HP7777
強欲の腐卵女王 Lv.110 無 HP7777
三体とも物理攻撃が当たらない
サーモグラフィー曰く「属性攻撃に非常に強い」とのことだが
HPも少なくエル系攻撃魔法があればそのような印象はあまり受けない
腐卵が「A毒手」、腐卵王が「魔法カウンター」を使用。ローションも有効
腐卵から倒し、反撃持ちの腐卵王を最後に残す戦い方が定石だろう
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クエストNo.128 『七大悪魔【暴食】』 |
ランク:C |
Lv.110 |
報酬:HP自然回復 |
暴食のタキオン Lv.135 氷 (炎氷吸収) HP80000
場所がマグマオーシャンなので防具に灼熱耐性がないと毎ターンダメージを受ける
全体攻撃となる通常攻撃のほか、「暴食(単体の毒付加攻撃)」を使用する
一番の大技は「吸い込み」の2ターン後に来る「ギガグラビティバースト(全体大ダメージ)」
ダメージが非常に大きく、ガードで凌ぎきれない場合はスマイル等の使用が有効
ローションも併用して早めに削りきると安全
「暴食」「ギガグラビティバースト」共にスキル封じ状態でも使用を確認
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クエストNo.129 『七大悪魔【色欲】』 |
ランク:C |
Lv.150 |
報酬:初回クリティカル |
色欲の金巨人 Lv.150 無 (反属性以外吸収、毒無効) HP108000
行動が7ターン周期でループする
エル系単体魔法を1ターンごとに炎→氷→地→雷→光→闇の順番で唱え
最後に「ベノムキッス」を使いループの最初へ戻る
応援や不思議な錠剤等でこちらに大量のバフが付いてると
「ベノムキッス」の代わりに「イレイザー」を使ってくる
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クエストNo.146 『接触禁止モンスター【E】』 |
ランク:C |
Lv.100 |
報酬:ゴッドハンド |
未来のパイパイン Lv.100 雷 (炎氷吸収、雷無効) HP12000
未来のイチゴン Lv.100 炎 (炎地吸収) HP12000
未来のラヴベリー Lv.100 氷 (氷地吸収) HP12000
未来のイチゴンが1ターン目に「果汁100%(全員フルーツ化)」使用する
以降5ターンごとに使用
全員がラ系の単体攻撃魔法と挑発を持っている
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クエストNo.147 『接触禁止モンスター【F】』 |
ランク:C |
Lv.115 |
報酬:気合い |
血の蛇 Lv.115 闇 (炎雷闇無効) HP58000
通常攻撃が複数状態異常発生の全体攻撃
その他の技は「かぶりつき(ダメージ量と同等の体力を回復する単体攻撃)」のみ
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クエストNo.148 『接触禁止モンスター【G】』 |
ランク:C |
Lv.130 |
報酬:集中 |
グラン・ベヒーモス Lv.130 光 HP82000
毎ターンHPが4100回復する
毒状態にすることで、回復を打ち消した上で最大HPの10%のダメージを与えられる
物理攻撃を受けると確定でカウンターアタックをしてくる
二回行動。「気合い(次の物理攻撃の威力が二倍)」、「花神楽(全体へ物理攻撃)」使用
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クエストNo.332 『四星①』 |
ランク:C |
Lv.115 |
報酬:挑発 |
A刻のカイドウ Lv.115 光 (魔法無効) HP66000
魔法は「エル・マナ」と「エル・オデット」を使用
「くさい液(全体、複数状態異常発生)」が強力
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クエストNo.333 『四星②』 |
ランク:C |
Lv.130 |
報酬:ブレイブハート |
G刻のシュホン Lv.130 無 (弱点なし、毒無効) HP100000
行動は「目標を定める」→「攻撃」のローテーション
攻撃技は「マシンガン・ラッシュ(単体30hit)」と
「トマホーク・ラッシュ(全体ランダム30hit)」の2パターン
攻撃回数こそ2ターンに1度だが、ヒット数が多いためゲージブレイクには注意
技は物理攻撃のみなので暗闇や迷彩スプレー、「身がくれ月下」が有効
Vita版ではローションを使うと攻撃に属性が乗るようになるらしい
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クエストNo.334 『四星③』 |
ランク:C |
Lv.145 |
報酬:連携 |
アウェアネス Lv.120 炎 (物理無効、反属性以外吸収、属性が変化しない) HP2000
C刻のシュキュウ Lv.145 無 (弱点なし、初期属性から変化しない) HP88888
アウェアネス Lv.120 氷 (物理無効、反属性以外吸収、属性が変化しない) HP2000
アウェアネスはそれぞれの属性のラ系の単体魔法と全体魔法を使用してくる
C刻のシュキュウの攻撃技は「Aライフスティール」のみ
アウェアネスがやられるとC刻のシュキュウが「エレメントコール」で再召喚する
初期の取り巻きは炎と氷属性だが、以降は6属性から選ばれる
シュキュウを集中砲火で倒すのもいいが、再召喚は一体ずつであるため
初期の二体以降毎ターン一体潰せば「エレメントコール」以外の行動を封じられる
チームレベルにもよるが、「魔法攻UP」持ちのジーンであれば
アウェアネスは店で市販されているセル一発で撃破できる
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クエストNo.335 『四星④』 |
ランク:C |
Lv.160 |
報酬:開門永続 |
T刻のコクシ Lv.160 炎 (弱点なし、毒無効) HP120000
行動は4ターン周期でループする
1ターン目は「花神楽」、2ターン目は「超咆哮(ダメージ+2ターン行動不可)」で固定
3ターン目は「ベルセルクモード」「硬度10モード」「タキオンモード」「たまごんモード」
の中から一つを選択
4ターン目は炎、氷、雷、地の「極門限定開放」から一つを選択
「超咆哮」による行動封じはスキル封じとは別物であり「スキル封じ無効」は意味がない
「身がくれ月下」や迷彩スプレーならば回避が可能なので回復役に使っておくと崩れにくい
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クエストNo.337 『テイアの謎②』 |
ランク:C |
Lv.130 |
報酬:金の鍵 |
雪月のアイリス Lv.130 雷 (弱点なし) HP 72000
初手の「兼光の凄み(味方全体、全ステータス低下)」は以降5ターンごとに使用
攻撃手段は属性付加の通常攻撃と「エル・ヴェータ」
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クエストNo.338 『テイアの謎③』 |
ランク:C |
Lv.130 |
報酬:金の鍵 |
ディエス・イレ Lv.130 地 (毒、スキル封じ、暗闇、魔法無効) HP80000
魔法が効かないので物理攻撃で攻める
攻撃手段は2hitする通常攻撃と「怒りの日(全体攻撃+行動キャンセル)」の2つ
それ以外に、時折「エンペラーモード」で能力値の上昇を図ってくる
素早さも上がるため、その状態で先手を取られてしまうようだと
運悪く「怒りの日」を多用された場合にそのまま封殺されかねない
追い越されるようなら「エンペラーモード」を使われ次第「イレイザー」を使うなり
「ベノムキッス」で慢性的にいくつかステータスを下げておくなり、何かしら対策が必要
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クエストNo.339 『テイアの謎④』 |
ランク:B |
Lv.200 |
報酬:ストレス |
アダム Lv.200 無 (毒無効、スキル封じ無効、弱点なし) HP 1000000
本作最強の敵
こちらが属性攻撃当てると属性が変化する
技は通常攻撃、魔法攻撃、「メンタルフィールド」「それは忘れられた最後の祈り」の4つ
主に通常攻撃、魔法攻撃、「メンタルフィールド」の中から2つを選択する1ターン2回行動
「それは忘れられた最後の祈り」使用ターンには他の行動はしない
通常攻撃にはその時の自身属性が付加し、スキル封じの追加効果がある
こちらと同じ属性にしておけば威力を軽減できる他、「属性無効」で無力化もできる
魔法攻撃は無属性で高威力だが「メンタルウォール」や神秘のヴェールで反射が可能
「メンタルフィールド」は先制攻撃。「メンタルウォール」と同じく魔法を反射する技だが
1ターンしか継続しないかわりに、ターン内は壊れず何度でも発動する
使用もランダムなので攻撃は物理を主軸にするほうがいいだろう
「それは忘れられた最後の祈り」は初手以降は2ターンもしくは1ターンおきに使用する
超威力の必殺技。連続使用や3ターン以上空けての使用はしない模様
ブレイクゲージを削らないため、使用の予測がつく時はガードした方が安全
物理攻撃扱いなので「物理耐性」や「物理超耐性」があるとより安全
ない場合は「ロンズデーライト」や「スマイル」を使うとよい
「物理超耐性」がないと倒せないということはない
Vita版ではこの攻撃にも属性が乗るらしい
アダムの行動には規則性があるようだ
しかし、それがどのような法則に則ったものなのかまではわからなかった
◯は「それは忘れられた最後の祈り」を使うターン。×はそれ以外のターン
20ターン目までの行動を20回ほど調べると、全て以下の2パターンのどちらかになった
◯ × × ◯ × ◯ × × ◯ × × ◯ × × ◯ × ◯ × × ◯
◯ × × ◯ × × ◯ × ◯ × × ◯ × × ◯ × ◯ × × ◯
ランダムと思われるのは6,7ターン目。ここの行動が反転する以外は毎回同じ順序で行動した
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クエストNo.346 『ゴーストシップ②』 |
ランク:B |
Lv.140 |
報酬:シェバの若枝の飛行船アイテムシートを一つ開ける |
他のボスと違い固定シンボルでなく、マップ移動後ムービーを挟んで唐突に戦闘に入る
ステータスは他の同レベル帯のボスに比べて低く、不意打ち的意味合いが強い
特殊な耐性持ちでデバフも使用するため、戦闘開始後相手の動きを見て
適宜ジーンをチェンジして戦う形を想定していると思われる
デストルドー Lv.140 闇 HP68000
戦闘場所はオニグモの後ろの扉から入る焼却室
物理攻撃は当たらないため、魔法攻撃で攻めることになる
攻撃は通常攻撃と「エル・オデット」。「Aタキオン・ネガ」と「A封魂」を使用する
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クエストNo.348 『時空暴走②』 |
ランク:C |
Lv.100 |
報酬:星の最果てのアイテムシートを一つ開ける |
幻影のヴォルヘルム Lv.100 光 (弱点なし、毒無効) HP23156
幻影のアルフレッド Lv.100 雷 (弱点なし、毒無効) HP36899
幻影のオズ Lv.100 炎 (弱点なし、毒無効) HP31612
幻影のアルフレッドが初手に「速攻」を使ってゲージブレイクを狙ってくる
メインで使用してくる魔法はそれぞれ初期属性のラ系単体魔法
幻影のヴォルヘルムは「ダブルオーダー」でアイテムとジーンチェンジを封じてくる
幻影のオズは通常物理攻撃の「ニルヴァーナ」を使用する
3ターン目の3人同時の「メンタルウォール」、4ターン目の3人同時の「ラ・ヴェータ」
は以降も4ターン周期で使用する(メンタルウォールは途中で効果が消された場合のみ)
残り人数が一人になると「メンタルウォール」「ラ・ヴェータ」を使わなくなる模様
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クエストNo.353 『博士の改造愛③』 |
ランク:C |
Lv.150 |
報酬:第二衛生テイア【中枢】のアイテムシートを一つ開ける |
意志無きダフティ Lv.150 雷 (雷吸収) HP75000
単体通常攻撃、「ラ・カルマ」、「エル・エクレア」を使用する
HP1/3?で「セーフティ・アンロック」発動。ステータス上昇、以降2回行動
「ASM−ローテイスト(複数状態異常発生の全体攻撃)」使用ターンは1回行動
HP1/10?でオーバーヒートを起こし、「セーフティ・アンロック」が解除される
ASMはおそらくAir-to-Surface Missile(空対地ミサイル)の略称
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ボス攻略において気をつけるべき基本事項
敵をよく見て戦い方を決める
ボスの行動はパターン化されているものが多く、そうした場合決まった周期で決まったスキルを使う。パターンまで把握できずとも、どのようなスキルや攻撃手段を使ってくるか、一度試しに戦ってみて把握すると攻略がしやすくなるだろう。強力な大技には「準備してます」と言わんばかりの予備動作が挟まれる場合もあるため、見落とさないように注意したい。耐性や一部の特殊能力はアイテム「サーモグラフィー」で調べられるので、何から何まで手探りでやる必要はない。
敵を見た上でこれはキツそうだと思うのならば、しばらく育成に力を入れるのもよい。ステータスは装備ジーンのレベルのほか、チームレベルでも上昇する。これはジーン図鑑に記載された種数に応じて上がっていくため、ジーンボックスで強力なレアジーンを手に入れたからといってそれ一辺倒で進めていては低いままである。ジーン合成、ギフト合成、アイテムシート。レベル上げというと敵との戦闘に目がいきがちだが、それ以外での強化方法も多い。
プレイヤー側は装備するジーンによって、ステータスからスキル面、弱点まで変わる。相性が悪いと思ったら、別のジーンを仕立ててみるのもいいだろう。
攻撃は最大の防御であり、防御は最大の攻撃である
ブレイクゲージの有利不利は与ダメージと被ダメージ双方に影響を与えるため、これの維持が重要であり、攻撃面と守備面の結びつきはRPGの一般論として言えるそれよりも強い。効果的な攻撃、守備とは以下のようなものをいう。
- 攻撃:与ダメージだけでなくヒット数を増やすこと
- 守備:被ダメージを減らすこと。回復に重きをおくことではない
火力の重要性はが言わずもがな。それと同等に重要なのが攻撃のヒット数である。短期決戦を狙う場合を除き、一撃の威力が大きい攻撃よりもヒット数重視の攻撃の方がブレイクゲージが有利な状態で安定しやすいため、強力な反撃を受けにくい。
与ダメージの増加にはコンボが有効。コンボの総ダメージは装備重量によって簡単に増やすことができるため、先鋒以外の物理攻撃役にはボス戦用にアタッチメントで重くしたものを用意しておくとよい。
守備において一番重要なのは被ダメージを減らすことであり、ゲージの維持自体がそれを担っている。攻撃の手数を回復に回すとその分ゲージ維持が疎かなるため、頻度を減らすためにも回復魔法は味方全体に効果があるものを用いる。その上で回復役にも攻撃スキルを習得させることが望ましい。
守備面からゲージの維持を考えるならば、バフによる味方防御力の強化、デバフによる敵攻撃力の低下が有効。「A硬度10モード」をはじめ、防御力の強化は回復魔法も強化にも繋がるため、1回でまとまった回復量を得られる。スキルによる属性の変化がないのであれば「ローション」を自身に使い、抵抗を得るのもあり。
アイテムを有効活用する
ここまでにもいくつかアイテムを紹介してきたが、特筆すべきは「市販されているものの中にこそ、優秀なアイテムが多い」という点だろう。
特にコストパフォーマンスがよいのが、補助スキルと同等の効果を持つアイテム。中でもステータスを低下させるものが強力である。毒や沈黙といった状態異常と違い、ステータスの低下は耐性によって無効化されることがない。基本的にいかなるボスへ対しても有効であり、先に述べたブレイクゲージの仕様ゆえ、アイテム1つで攻守ともに有利な状況が作り出せる。運の高いものに使わせるとなおよし。ボスは多くが単体なので、市販品の「ガンマナイフ」や「スマイル」、「粘着ネット」で対処可能。
属性的に有利なジーンが揃えられない場合は下級攻撃魔法と同等の効果を持つ「セル」からコンボを組むことも有効。それ自体の火力は低くとも、コンボボーナスとキメアタックで大ダメージも狙える。魔法と違いセルは使用者の属性を変えない点であり、敵から反属性を突かれることもない。ヒット数は属性によって異なり炎・地3回、雷・闇4回、氷・光5回となっている。回数の多いものはボス以外にたまごん系にも効きやすい。低ヒット数の武器を装備してる際に役立つ。
ジーンの一度に習得できるスキルは引き継いだものも合わせて最大8つ。アイテムで代用できるものはその大半が火力や有効範囲の乏しい下級スキル相当であるとは言え、この上限に囚われず誰でも使用することができる。使いどころさえ的確であれば、市販アイテム1つでも大きく戦術を広げることができるだろう。その幅は必ずしも上位スキルに劣るものではない。